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2023.02.16(木)スタッフブログ
高気密高断熱住宅やパッシブデザインが注目されつつあり、断熱工事をしたという方もいらっしゃると思います。
床や壁の断熱工事によって、1年中快適な温度で過ごせるようになったかもしれませんが、窓の断熱性能を忘れてはいませんか。
窓の断熱性能を上げる方法として内窓の設置がありますが、他にもたくさんのメリットをもたらしてくれます。
そこで今回は、内窓を設置するメリットと注意点を解説します。
・断熱性能が上がる
実は、家の中で一番熱が出入りするのは窓なのです。
夏では約70パーセントの熱が入り、冬では約60パーセントの熱が出ていってしまいます。
しかし、内窓の設置によって窓と窓の間に空気の層ができ、出入りする熱の量を抑えられるのです。
またLow-E複層ガラス入り内窓設置で断熱性能が3.5倍になり、光熱費も節約できます。
・UVカット
紫外線は、人体や住まいにとって有害な電磁波です。
肌の日焼けやカーテン・家具などの色あせの原因にもなります。
Low-E複層ガラス入り内窓設置で、今ある窓、単板一枚ガラスや一般複層ガラスに比べ、
より多くの紫外線をカットするため紫外線対策にもおすすめです。
・結露を抑制できる
冬の窓でよく見られるのが、結露です。
結露は、家の中の暖かい空気が窓付近で冷やされることによって発生します。
結露をそのままにしておくと腐食やカビの発生につながってしまいますが、これも断熱効果がある内窓の設置によって防げます。
断熱性能が上がることで室内の気温が下がりにくくなり、結露が発生しにくくなるのです。
・防犯効果がある
窓は泥棒の侵入口となることが多く、鍵付近に小さな穴を開けて鍵を解除するという手口が多く見られます。
しかし、内窓を設置して二重窓にすると、この手間が増え犯人が侵入するまでに時間がかかります。
侵入に時間がかかる場合、犯人は目立って捕まることを恐れ、侵入を諦めることが多いのです。
・高い防音効果がある
内窓の効果は断熱性能だけではありません。
窓の気密性も高め、高い防音効果も発揮します。
音漏れだけでなく、室外の騒音への心配もなくなります。
ガラスの種類、厚さが異なってくるため、内窓を設置する目的を明確にすることが大事です。
以上で紹介したメリットだけではなく、遮光や遮熱が目的の場合もあります。
何が一番の目的であるか、窓の位置ごとに考えましょう。
内窓を設置するには、窓枠に十分なスペースが必要です。
窓枠の幅によっては設置できない場合もあることに注意しましょう。
内窓には、断熱効果以外にも、UVカット効果、結露対策、防犯効果、防音効果というメリットがあります。
また設置する際にガラスの種類に気を付ければ、目的に合わせてメリットを最大限発揮することもできるのです。
内窓を設置してより過ごしやすい住まいにしてみてはいかがでしょうか。
内窓フォームをお考えの方はぜひ当社にご相談ください。
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