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2023.09.07(木)スタッフブログ
お風呂の配管は時間が経過すればするほど、経年劣化で性能が低下するため、定期的な買い替えが必要です。
しかし、この買い替え時期の目安は使われている環境下、素材の違いによって異なります。
そこで、今回はお風呂の配管をリフォームする目安と素材ごとの耐用年数について解説します。
給水管・排水管・お風呂で使う給湯管などの住宅の配管は部位ごとに流れる液体が異なります。
よって、配管は流すものに合わせた設計や素材が使われていますが、どんなに良い素材を使っても経年劣化により性能はだんだん落ちてしまいます。
水道管の場合、さび交じりの赤っぽい水が出たり、流れが弱くなったりしたときがリフォームする目安です。
給湯管も濁りや流れが弱くなった場合に交換しましょう。
また、地域の水道水の質によっても変わります。
ミネラル分が多い水道水の場合、水道管が詰まりやすくなるため、通常よりも早く交換が必要となります。
ここでは、配管の素材によって異なる耐用年数について解説します。
1.鋼管
鋼管の耐用年数は15~20年です。
耐震性があり丈夫であるため、かつては配管の定番として使われていましたが、錆に弱いため、現在ではほとんど使われていません。
2.鉛管
現在では、人体や環境への有害性から給水管への新規使用はできません。
3.銅管
銅管の耐用年数は20~25年です。
熱に強い特性を持つため、以前より給水管として使用されてきましたが、現在ではポリエチレン管が主流となっています。
4.ステンレス鋼管
ステンレス鋼管の耐用年数は30~40年です。
ステンレス鋼管は耐食性・耐熱性に優れており、環境にも優しいのが特徴です。
導入するのにコストはかかりますが、耐用年数は高いことから、ランニングコストの面も考慮すると結果的にお得かもしれません。
通称「塩ビ管」とも呼ばれる配管で、耐用年数は20~25年です。
「VP管」、「HIVP管」、「HTVP管」など種類が豊富です。
通称「ポリ管」とも呼ばれ、現在よく使われている配管です。
耐震性が高く加工がしやすいことに加えて、化学物質にも強いという特徴があります。
また、耐熱性にも優れているため、給湯管としても使えます。
本記事では、お風呂の配管をリフォームする目安や配管の素材ごとの耐用年数について解説しました。
使われている配管の種類や使用されている環境、素材によって配管をリフォームする適切なタイミングを判断しましょう。
Tel. 0595-41-2001
受付時間 / 9:00~17:00