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2023.11.30(木)スタッフブログ
快適なバスタイムは一日の疲れを癒す重要な時間です。
しかし、その快適さを左右する大きな要素が「断熱」にあります。
特にユニットバスは、その構造上、断熱に特別な配慮が必要です。
今回は、ユニットバスの断熱に関する基本から、見落としがちなポイント、さらには効果的な断熱方法までを詳しくご紹介します。
これからユニットバスのリフォームを考えている方、新築を計画している方は必見です。
1:基礎断熱の重要性
ユニットバスの快適性を保つためには、基礎断熱が欠かせません。
断熱材を選ぶ際には、その材質だけでなく、設置方法にも注意が必要です。
点検口や土台パッキンの気密性を高めることで、断熱効果を最大限に引き出すことができます。
断熱材が本来の機能を果たすためには、これらの部分の細かな配慮が重要となります。
2:点検口の気密性
点検口は、しばしば断熱の弱点になりがちです。
基礎断熱を施す際には、点検口も断熱材でしっかりと覆う必要があります。
開放された点検口からは、浴室下とその他の空間の空気が循環し、断熱効果を損なう原因になります。
気密型点検口を使用することで、この問題を効果的に解決できます。
3:浴室と脱衣室の離隔
浴室と脱衣室の床下を適切に離隔することも、断熱において重要です。
これにより、それぞれの空間の温度差を最小限に抑えることができます。
基礎点検口の処理が容易になる場合もあり、施工の効率化にも寄与します。
4:ユニットバス周りの気密性
ユニットバスの周りの気密性を確保することは、断熱において非常に重要です。
施工時には、ユニットバスと壁の間に隙間が生じることがあります。
この隙間を放置すると、気流が生じ、断熱効果が低下します。
適切な気密対策を行うことで、この問題を防ぐことができます。
1:床下断熱の問題点
ユニットバスの床下断熱は、しばしば見落とされがちな課題です。
特に戸建て住宅では、ユニットバスが外壁に面していることが多く、床面の断熱が不十分な場合があります。
これにより、断熱性能全体が低下し、快適な浴室環境を損なうことになります。
2:施工者の対応
断熱材の施工は、建物の耐久性にも関わるため、施工者の適切な対応が求められます。
ユニットバスメーカーが提供する断熱材は、あくまで浴槽内の湯温を保つためのものであり、床下の断熱は施工者が現場で対応する必要があります。
省エネ基準を満たすためにも、施工者による適切な床下断熱が不可欠です。
3:断熱材の適切な設置
断熱材を適切に設置することで、断熱性能の低下を防ぎます。
床下に断熱材を設けることで、外気と接する床面からの熱損失を減らし、省エネ効果を高めることができます。
これは、居住部分全体の快適性を保つ上で非常に重要です。
ユニットバスの断熱は、快適なバスタイムを実現するために不可欠です。
今回ご紹介した基本的な選び方から、点検口や土台パッキンの気密性の確保、適切な施工方法まで、これらを総合的に考慮することで、断熱効果を最大限に引き出すことができます。
断熱に関するこれらの知識を活用し、快適で省エネなユニットバスを実現しましょう。
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