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2023.06.19(月)スタッフブログ
ガスコンロは火力が強くて調理しやすい反面、パーツが多く複雑な形をしているため、掃除が大変ですよね。
それに対してIHは天板が平らで掃除がしやすいのが特徴です。
古いガスコンロを使っている方の中には、コンロを新しくしたいけれどガスコンロとIHのどちらを選べば良いかお悩みの方も少なくないと思います。
そこで今回はガスコンロからIHへ交換する際にどのような工事をするのか、そしてガスコンロとIHのメリットとデメリットを詳しく解説します。
ガスコンロからIHへの交換は、両者の天板のサイズが違っていても可能です。
これは、天板の大きさは異なっていても本体のサイズはどちらもある程度同じ、約60㎝前後であるためです。
ガスコンロやIHには、調理台にそのまま本体を乗せる据え置き型と、本体を調理台の中に入れ、天板だけが外から見える仕様のビルトイン(はめ込み)型の2種類があります。
既存のガスコンロと新しいIHの設置タイプは揃えるのが基本です。
そのため、据え置き型のガスコンロは据え置き型のIH、ビルトイン型のガスコンロはビルトイン型のIHに交換するようにしましょう。
もし設置タイプを変更したい場合には、調理台全体をリフォームする必要があります。
ガスコンロからIHへの交換はその設置タイプに関わらず、ガスコンロの撤去、ガス管閉栓、配線作業、IH設置という流れで行われます。
・ガスコンロの撤去・ガス管閉栓
まず古いガスコンロを取り外し、交換後は使わなくなるガス栓を閉めます。
ガスの閉栓は有資格者のみが行える作業です。
・配線作業
IHを動かすには電気ブレーカーからIHへつながる200Vの専用回路が必要です。
ただし、据え置き型の場合、もし周辺にあるコンセントが200Vあれば工事せずにそのまま使用できます。
・IH設置
据え置き型の場合は本体を置くだけで完了します。
一方、ビルトイン型の場合は、天板と調理台が一体になるように設置するため、ご自分で作業するのは難しいでしょう。
IHとガスコンロにはそれぞれにメリット・デメリットがあります。
IHは火の代わりに電磁波を使うため、火の発生、ガス漏れの心配がありません。
また、ガスコンロのように部品が細かくなく、掃除が楽なのもメリットといえるでしょう。
さらに、室内が暑くならない、油が跳ねにくい、火力が強いというメリットもあります。
しかし、IH特有のデメリットもあります。
それは調理器具がIH対応のものでないと調理ができないということです。
中華鍋のような天板への設置面積が小さい鍋も使うことができません。
また、電圧には限度があるため、2つ以上のコンロを同時に強火にできないという側面もあります。
IHは電磁波を使って加熱しています。
そのため、電磁波の影響を受けるペースメーカーを使用している方は使用を控えるか、かかりつけ医に相談してください。
ガスコンロのメリットは、まず2口以上のコンロを同時に高火力で使うことができる点です。
また、調理器具の種類に制限はなく、どのようなものでも使用可能です。
その反面、直接火を使うため、火災、ガス漏れの危険性があります。
小さいお子様が使用する際には注意が必要です。
また、ガスコンロの五徳についた汚れは掃除が大変です。
頑固な汚れを避けるには、こまめな掃除が必要になるでしょう。
今回はガスコンロからIHへの交換の流れと、両者のメリット・デメリットをご紹介しました。
ガスコンロは調理に特化しており、IHはメンテナンス面に特化していると言えるでしょう。
誰が使用するのか、調理とメンテナンスのしやすさのどちらを優先するのかを考えながらIHへの交換を検討すると良いかもしれませんね。
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