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2023.05.26(金)スタッフブログ
お風呂のカビは頑固で掃除しにくいですよね。
カビの発生を防ぐには浴室を換気・乾燥させるのが大事ですが、それに欠かせないのが浴室換気扇です。
しかし、この浴室換気扇が古いとうまく換気できずにカビや悪臭を発生させる原因となります。
今回はそんな浴室換気扇の交換のタイミングとその方法を解説していきます。
国が法的に定めた浴槽換気扇の耐用年数は8~15年です。
しかし、使用頻度や掃除の頻度によってこの期間は異なります。
そのため、使用期間に関わらず換気扇の状態を確認することが大切です。
換気扇は埃やゴミ、モーターのサビなどが原因で劣化します。
このような劣化は次のような症状で確認することができます。
もし浴室を掃除しても悪臭が消えない場合は、換気扇のファンにカビが発生している可能性があります。
この症状を放置したまま換気扇を回し続けると、カビの胞子が浴室全体に飛散し、健康を害することがあります。
また、異音でも換気扇の劣化は確認できます。
もしファンの回転音が大きい、「ジー」、「カラカラ」という音がするなどの症状があれば、それも交換のサインです。
換気扇が振動している場合はファンの劣化や破損、ボルトが緩んでいる可能性があります。
また、風量や換気のパワーが弱いと感じた場合も交換を視野に入れると良いでしょう。
掃除で解決することもありますが、モーターやファンのサビや破損が原因かもしれません。
さらに、電源を入れても起動しない場合は換気扇の故障が考えられるため、本体の交換が必要です。
浴室換気扇の交換方法は換気扇がプロペラ型かシロッコ型かによって2通りに分けられます。
・プロペラ型
プロペラファンは扇風機のような形をしており、外壁部に取り付けて湿気を直接外に排出します。
外の風の影響を受けやすいため、高層住宅よりも戸建て住宅に適した換気扇です。
プロペラ型換気扇を交換する場合は、新しいものを壁に設置するだけなので大規模な工事には至りません。
・シロッコ型
シロッコファンは20枚のファンで構成され、ダクトを経由して湿気を外に排出します。
プロペラ型と違って外に直接つなげる必要がないため、場所を選ばずに設置が可能です。
その特徴からユニットバスでよく使われています。
シロッコ型の換気扇はプロペラ型に比べて工事が大規模になります。
これは天井の工事や電気配線、ダクトを設置する作業が加わるためです。
シロッコ型の方が機能性の観点でプロペラ型より優れています。
予算を考慮しつつ、どちらを設置するかを検討しましょう。
浴室換気扇の交換を検討すべき症状と換気扇の種類による交換方法の違いをご紹介しました。
古くなった浴室換気扇を使い続けると、健康に被害が及ぶ可能性もあります。
こまめな掃除も大切ですが、思い切って交換することも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
交換が必要かどうかや、予算についてのご質問があれば当社までお気軽にご相談ください。
Tel. 0595-41-2001
受付時間 / 9:00~17:00