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2023.04.26(水)スタッフブログ
リフォームでキッチンにレンジフードを新しく取り付けるときに、設置する高さをどれくらいにすれば良いのかわからないということはないでしょうか。
レンジフードは高すぎても低すぎても使い勝手が悪くなってしまうことがあります。
そこで本記事ではこのようなトラブルを防ぐために、適した高さをお伝えします。
レンジフードは建築基準法の決まりによって、火の発生源から調理機器に設けられた排気口フードの下までの高さを100センチメートル以下にしなければなりません。
また消防法の決まりで、ガスコンロの位置から80センチメートル以上にしなければなりません。
つまり、レンジフードの高さはコンロから80から100センチメートルの間に設置する必要があるということですね。
では、どのようにして高さを決めていけば良いのでしょうか。
結論から申し上げますと、使用する方の身長に合わせることが大切になってきます。
具体的には、身長の半分に5センチメートル足した高さが適切だと言われています。
例えば身長が160センチメートルの方だと、コンロから85センチメートルが最適な高さになりますし、身長が170センチメートルの方だと、コンロから90センチメートルが最適な高さになります。
ここではレンジフードの高さを決める要因について解説していきます。
まずは排気能力です。
排気能力を十分に確保できるかどうかということは非常に大切です。
なぜならレンジフードが高すぎると十分な排気ができませんし、低すぎるとレンジフード自体が熱される恐れがあるからです。
そのため、排気能力を損なわず、使い勝手の良い高さで調整するようにしてください。
次はコンロの種類です。
コンロの種類によっても高さを調整できます。
代表的なコンロがガスコンロです。
ガスコンロは火を使うため、上昇気流が発生しやすいという特徴があります。
そのため、レンジフードを少し高めにしても問題ありません。
ただ、先ほどご紹介したように80から100センチメートルの間に設置する必要があります。
またIHヒーターも使われる方が多いです。
これは加熱調理したときの上昇気流がガスコンロと比較して弱くなります。
そのため、レンジフードはあまり高くしない方が賢明でしょう。
レンジフードの適切な高さと、高さの決め方について解説しました。
キッチンリフォームで重要なのが、レンジフードの高さです。
しかし、レンジフードの高さは生活の快適性を決める重要な要素の1つなので、しっかり検討するようにしてくださいね。
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